内視鏡検査におけるポリープ切除は、多少なりとも体に負担があるものです。今回は安心して術後の生活を送れるよう、ポイントや注意点を紹介していきます。
食事に気を付ける
内視鏡検査と切除手術が行われた後は、身体にまだ負担が残っている状態です。最低でも7日間は、胃腸に優しい食事をするように意識してください。たとえばおかゆやスープなどは消化がスムーズで、本調子ではないときでも美味しく食べられます。しかも調理が比較的簡単なので、体がだるいときにもおすすめです。
対してアルコールや香辛料などは、胃に刺激を与えてしまいます。また、揚げ物をはじめとする油っこいものも、胃腸への負担の原因です。ポリープ手術が大規模だった場合は、出血リスクが非常に高くなってしまうので、内視鏡検査の際は注意しましょう。
激しい運動を避ける
健康意識が高い方は、日頃から運動をしている場合がありますが、こちらも術後7日間ほどは控えておきましょう。軽いウォーキング程度であれば問題はありませんが、走ったり筋トレしたりなどはお腹に圧がかかってしまうため大変危険です。
出血するリスクが高くなるばかりか、体調を崩してしまう恐れがあります。運動は元気になってから行いましょう。